たくげんじ
兵庫県神戸市北区長尾町宅原2458
摂津國有馬郡宅原村萬久山宅原禅寺は天文中(1532~1554)播磨國美裹郡三木、高源山雲龍寺第五世釣巌正登大和尚禅師の開山にして同じ十世山淳頓大和尚禅師、月舟宗胡禅師の挿州の古刹にして雲龍寺の末寺な..
摂津國有馬郡宅原村萬久山宅原禅寺は天文中(1532~1554)播磨國美裹郡三木、高源山雲龍寺第五世釣巌正登大和尚禅師の開山にして同じ十世山淳頓大和尚禅師、月舟宗胡禅師の挿州の古刹にして雲龍寺の末寺なり。抑々皇統第百五大後奈良天皇の見大摂津源氏の苗裔馬場伊豆守虎貞嫡子馬場右衛門督信直は父の遺命を受け甲斐國巨摩郡教来石村より摂津國有馬郡宅原下邸に蟄居、先君の恩祉と祖先の冥福を祈り菩提を弔うために一宇を創建す。
萬休山(旧萬久山)
曹洞宗
天正十年三月十日