あんらくじ
岐阜県郡上市八幡町初音字中桐2685-1
創建年代は不詳。以下の記述は寺に伝わる『法流山歴世録』による。 もともと天台宗長瀧寺の末寺で本尊は大日如来であった。 6世・一道のときから書記が存在した。住職は後藤太郎右衛門を通称していたが、こ..
創建年代は不詳。以下の記述は寺に伝わる『法流山歴世録』による。 もともと天台宗長瀧寺の末寺で本尊は大日如来であった。 6世・一道のときから書記が存在した。住職は後藤太郎右衛門を通称していたが、これは天台宗のころの5世・6世より前に農家と兼ねていて村を開いたことによる。 7世・道西は一道の子で文明4年3月(1472年)に蓮如上人の弟子となって浄土真宗へ改めた。そのとき六字名号を賜った。また後には実如上人からも六字名号を賜った。このころ堂を道場と改めた。道西は永正17年7月23日に78歳で没した。 10世・善西のころに事故で古記録が奪われたため、詳細はわからない。 以上が記録による記述である。改宗前の本尊・木造大日如来坐像は道場跡地と推定されている山麓のお堂に安置されている。
八幡町初音(はちまんちょうはつね)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第一ブロックに所属している。 現住職は後藤哲夫氏。
宝龍山(ほうりゅうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
不詳
阿弥陀如来
1472年(文明4年3月)
道西
宝龍山安楽寺