ほうとくいん
福島県いわき市後田町石田35
宝徳3年(1451)に常陸国佐久山氏出の宥徳上人によって開創され、宝徳の年号から寳徳院と名づけられました。その後、慶長13年(1608)に寳徳院は末寺七十四ヶ寺を有し、徳川三代将軍家光より御朱印三十..
宝徳3年(1451)に常陸国佐久山氏出の宥徳上人によって開創され、宝徳の年号から寳徳院と名づけられました。その後、慶長13年(1608)に寳徳院は末寺七十四ヶ寺を有し、徳川三代将軍家光より御朱印三十石を下賜されたが、明治に起こった神仏分離令によって廃寺となった。 廃寺となった寳徳院は、大正6年に川崎大師佐伯隆運大僧正の尽力をうけて再興され、現在に至っている。本尊の弘法大師像は、開山宥徳上人が高野山から招来したと伝えられ、慶長2年3月21日正御影供にむかえた御厨子に安置され、ふるくから厄除開運の御利益をもって篤信されている。また、昭和24年には川崎大師分霊場が開かれ、さらに厄除削除・開運招来の寺院として信仰をあつめている。
青木山
真言宗
智山派
宝徳3年(1451)
厄除 弘法大師
宥徳上人
福島八十八ヶ所霊場 第11番札所
あり