きどじんじゃ
山口県山口市糸米2-9
明治10年(1877年)、木戸孝允は死に臨んで「糸米村にある木戸家の旧宅・山林を糸米村へ寄付し、村民の学資に充当する」旨の遺言を残した。孝允の死後、長男の木戸正二郎は遺言に従って、遺産である旧宅・山..
明治10年(1877年)、木戸孝允は死に臨んで「糸米村にある木戸家の旧宅・山林を糸米村へ寄付し、村民の学資に充当する」旨の遺言を残した。孝允の死後、長男の木戸正二郎は遺言に従って、遺産である旧宅・山林を山口県への寄託を通じて糸米村へ寄付した。糸米村は旧宅・山林を公債証書へ転換し、その利子をもって村民子弟の学費に充てた。 村民は孝允の遺徳に報いるため、孝允旧宅の地に祠を建立し、明治19年(1886年)に孝允を讃える「木戸公恩徳碑」が同地に建てられた。この祠を中心として木戸神社が創建された。
木戸神社(きどじんじゃ)は、山口県山口市糸米に所在する神社。祭神は木戸孝允。山口市の桜の名所として知られる。
木戸孝允(桂小五郎)
明治年間
毎年4月上中旬
山口駅から徒歩35分
有り