あわしまじんじゃ
福島県いわき市勿来町四沢字向16
淡島神社の本社とされるのは和歌山県海草郡に鎮座する式内社の加太神社である。江戸時代には淡島願人といわれる人々が淡島大明神の人形を祀った厨子を持ち歩いて全国的に信仰が広まった。
寛元年間の勧請と..
寛元年間の勧請と伝える。この地の秋元庄衛門の妻が三年来の難病のため、八方手を尽くしたが良くならず、一心に粟島様にすがって満願のとき、白髪の翁が現れ託宣を垂れ給うた。結果、完治した恩に報いようとこの神様を屋敷内にまつったという。病というのは婦人病のことであったろう。男性の病にも効験ありとされたり、縁結びを叶えるともされて、祈願者は木や石などで男性器をつくり、神前に納めて加護を祈るならわしであるから、今や200体をこえる木製男根像が道祖神(道陸神)社に奉納されている。
少彦名命(すくなひこなのみこと) 大穴牟遅命(おおなむちのみこと)
九月第一日曜
有り