しゅこうじんじゃ
愛知県豊川市国府町的場19番地
社伝に、武内宿弥の子孫、穂の国の国造であった頃祭祀を行った。三河の国衛をこの地に置き、公庁守護の神を守公神として祀る。霊亀養老(715~23)の頃、藤原豊成三河国司に来任、社の側に住居し崇敬あつく度..
社伝に、武内宿弥の子孫、穂の国の国造であった頃祭祀を行った。三河の国衛をこの地に置き、公庁守護の神を守公神として祀る。霊亀養老(715~23)の頃、藤原豊成三河国司に来任、社の側に住居し崇敬あつく度々奉弊したと「国府年代通覧」という古書に記す。中世には水野監物を初め歴代の領主、代官をこの地に置いて祭典奉弊を絶やさなかった。 明治六年額田県にて村社は一村一社を指示、無格社、昭和21年1月10日村社に列格した。
守公神(祭神不詳)
旧村社 11等級
本殿 流造1.84坪 覆殿 7坪 幣殿 6坪 拝殿 12坪 社務所 13坪
4月第1日曜日
鐘 青銅製 応永23年奉納 般若経 600巻 寛永10年松平正家奉納 ここの狛犬は阿形、吽形の形態ではなく左右同じで少し口を開いている。 また通常は立派な尻尾を持っているが、ここの狛犬にはそのような尻尾は無い。