じょうらくじ
兵庫県加古川市東神吉町神吉1413
この寺院は、もともと神吉城本丸があったところに建立されました。 常楽寺は、正慶2年(1333年)、播磨の守護・赤松則村によって、現在の場所より西方に建てられました。赤松氏の没落後、赤松氏の支族で神..
この寺院は、もともと神吉城本丸があったところに建立されました。 常楽寺は、正慶2年(1333年)、播磨の守護・赤松則村によって、現在の場所より西方に建てられました。赤松氏の没落後、赤松氏の支族で神吉の庄の領主となった神吉城主の歴代の菩提寺となりました。 天正6年(1578年)7月、神吉城主・神吉民部大輔頼定が、羽柴秀吉・織田信忠の軍によって滅ぼされ、その戦いの中、常楽寺も兵火に会い諸堂はことごとく焼失しました。 この時の住職である性春上人は、城主神吉頼定や、共に戦った家臣たちを弔うため、神吉城の本丸跡に常楽寺を建てました。境内には神吉城主だった神吉頼定のお墓があります。 平成19年に、文化庁より本堂・薬師堂・山門・鐘楼堂が登録有形文化財に指定されました。 「ひょうごの100城マップ」35番です。
法性山
浄土宗
西山禅林寺派
正慶2年(1333年)
阿弥陀如来
赤松則村
天正6年(1578年)
性春上人
文化庁より本堂・薬師堂・山門・鐘楼堂が登録有形文化財に指定
JR宝殿駅 から徒歩25分 神姫バスJR加古川駅前5番のりば「神吉」バス停下車徒歩3分
有り