けんかいじ
福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-66
1574年(天正2年)一向一揆により全山が焼失しました。難を逃れた賢聖院の住職顕海和尚は9年後二人の弟子と共にもどられ平泉寺を再興されました。後に顕海は玄成院を弟子の専海に譲り、自ら寺を建てます。そ..
1574年(天正2年)一向一揆により全山が焼失しました。難を逃れた賢聖院の住職顕海和尚は9年後二人の弟子と共にもどられ平泉寺を再興されました。後に顕海は玄成院を弟子の専海に譲り、自ら寺を建てます。その寺が顕海寺です。寺のご本尊は阿弥陀如来坐像です。一向一揆の時に境内の池に沈められていたものを9年後にひきあげて安置されたそうです。同じく安置されている地蔵菩薩立像は鎌倉時代の作と言われています。二つは共に福井県の文化財に指定されており平泉寺の最盛期の数少ない遺品です。
霊応山
天台宗
平泉寺塔頭
阿弥陀如来
えちぜん鉄道勝山永平寺線 勝山駅から車で20分 土日祝のみ運行(冬期間運休) 勝山駅からコミュニティバス「白山平泉寺」バス停下車 徒歩10分