みょうあんじ
愛知県西尾市上永良町古海道45
往古天台宗の寺なりしも文明15年(1486年)開山専空順古和尚が諸国行脚の折り、三河矢作の里において兼高長者より鳳来寺瀧水分現、定朝法師の真作であります。浄瑠璃姫(兼高長者の娘)の稔持佛薬師如来の尊..
往古天台宗の寺なりしも文明15年(1486年)開山専空順古和尚が諸国行脚の折り、三河矢作の里において兼高長者より鳳来寺瀧水分現、定朝法師の真作であります。浄瑠璃姫(兼高長者の娘)の稔持佛薬師如来の尊像共に永良の地に堂を建立し、ここに供養し常住す。その後4代目覚空上人の時、徳川家康公当山薬師如来に帰依篤く、霊像なれば胎内佛にとの仰せあり、本尊に安弥陀(快慶)の作になる阿弥陀仏の像を安置す。代々将軍より薬師別当おお墨付きを下付され、御朱印地も賜る。現在は28代にして、本尊阿弥陀如来立像は西尾市文化財なり。
浄土宗
西山深草派
有り