しらかわじんじゃ
兵庫県姫路市坊主町96
姫路城内乾位に位置するこの神域には、元々は薬祖神・粟島神と仰ぎ奉る少名毘古那神を御祀りする雲戸神社として、奉斎されていたものと思われる。 その後、寛政2年(1749)に徳川家譜代の酒井忠恭が、前橋..
姫路城内乾位に位置するこの神域には、元々は薬祖神・粟島神と仰ぎ奉る少名毘古那神を御祀りする雲戸神社として、奉斎されていたものと思われる。 その後、寛政2年(1749)に徳川家譜代の酒井忠恭が、前橋から姫路への移封に際し、予てより尊崇の篤かった白川稲荷大神をご動座、当地の雲戸神社の隣に奉遷せられた。以来、白川神社として奉斎し、姫路城の鎮護と共に、家門の長久を願われた。雲戸神社は末社となり、今日に至るとの伝承がある。このことから、ご神紋は酒井家々紋の姫路剣酢漿の中央に、稲荷の玉を配している。
白川神社は、家運長久・家内安全・商工業繁栄・諸病平癒など何事にもご神徳いよいよ高く、殊に眼の守護と眼疾平癒には、霊験あらたかで、より貴い霊徳が戴けると、遠方からの参詣も多く、崇敬者は県内外を問わずある。
神前は、姫路城中濠のうっそうとした原始林に臨み、春は桜を、初夏は新緑の中に原生の藤を、また秋には黄葉をと、四季折々に楽しめる、景観に恵まれた、美しい浄地である。(兵庫県神社庁 )
主祭神 倉稲魂神 配祀神 少名毘古那神
目のお宮
11月22日
姫路駅より神姫バス姫路西高行き「八代東光寺前バス停」下車徒歩5分 交通・車 姫路城東側を北上し、野里門跡(日本城郭研究センター北側)を左折(目立つ看板あり)、中濠沿いに西へ約500m。 この辺りは一方通行が多い上、道幅も狭いので、地元民且つコンパクトな車以外の方は徒歩が良いかと思います。