こうふくじ
岐阜県本巣市下真桑1148
寺に伝わる『光福寺縁起(以下、『縁起』)』には、「97代天皇・光明院の治世下である暦応4年(1341年)に雲厳居士が創建した。雲厳の俗名は斎藤左金吾利種で蟄居して寺を開いた。貞和3年2月23日(13..
寺に伝わる『光福寺縁起(以下、『縁起』)』には、「97代天皇・光明院の治世下である暦応4年(1341年)に雲厳居士が創建した。雲厳の俗名は斎藤左金吾利種で蟄居して寺を開いた。貞和3年2月23日(1347年4月12日)に卒した。はじめは天台宗であった。」とある。 更に『縁起』には、斎藤右衛門直方という人物が出家して光福寺を継ぎ、法香坊明順と名乗ったという。明順は蓮如上人に帰依し、明応9年(1500年)春に浄土真宗へと改めた。このとき蓮如上人から本尊と九字・十字名号を賜った。 明順は天文元年2月16日(1532年3月22日)に78歳で没した。 明治初期には住職・説厳によって寺子屋が設けられた。 現住職・青木秀英は15世。
下真桑(しもまくわ)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区中川南組に所属している。
臥龍山
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
1341年(暦応4年)
阿弥陀如来
雲厳(斎藤利種)
1500年(明応9年)
明順(斎藤直方)
臥龍山光福寺
本尊阿弥陀如来像(蓮如上人授与) 九字・十字名号(蓮如上人授与)
有り(境内東)