みつたけじんじゃ
栃木県宇都宮市宮山田町2803−1
通称「隠居羽黒山」といわれる当神社は、嶽の頂上に三神を祭祀したので羽黒山三社大権現と呼称され鎌倉後期の元亨2年(1322年)創建と伝えられている。宇都宮城主、9代宇都宮高綱(後に公綱)の代であった。..
通称「隠居羽黒山」といわれる当神社は、嶽の頂上に三神を祭祀したので羽黒山三社大権現と呼称され鎌倉後期の元亨2年(1322年)創建と伝えられている。宇都宮城主、9代宇都宮高綱(後に公綱)の代であった。 後に三嶽大権現と改められ羽黒山大権現と同様に多く崇敬を受けていたが、江戸時代に入った寛延3年(1750年)2月の野火のために火災となり全焼した。その2年後の宝暦2年9月、拝殿を再建し境内を広めた。このとき頂上の巌石の下から清水が湧き出したので、人々はこれより「水嶽大権現」と呼んだ。 明治元年3月の神仏分離によって権現を改め「密嶽神社」と改称し、今日に及んでいる。 又、本殿における彫刻は、農作業をモチーフにした見事なものであるが作者は不明である。
元亨2年(1322年)
羽黒山神社より山頂に向かい約300m
無し