えんちょうじ
岐阜県本巣市軽海640
かつて軽海西城があった地に、寛永17年(1640年)に禅寺・円長坊として創建されたという。 軽海西城は中世からあったとされる城で、天正17年(1589年)に豊臣秀吉の家臣・一柳伊豆守直末が大垣城か..
かつて軽海西城があった地に、寛永17年(1640年)に禅寺・円長坊として創建されたという。 軽海西城は中世からあったとされる城で、天正17年(1589年)に豊臣秀吉の家臣・一柳伊豆守直末が大垣城から移った。翌年、直末は秀吉に従って小田原攻めに参加したが、3月29日に伊豆山中にて戦死した。この菩提を弔うため円長坊が建てられたというのである。円長坊は宝暦年間に円長寺と改称される。 住職は直末の子孫が務め、現在は14世・一柳宣高が住職である。 現本堂は濃尾地震で本堂が倒壊したのち、大正7年に再建されたもの。 現在、本堂裏の境内西側に軽海西城の土塁が残る。
軽海にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区丸一組に所属している。 軽海西城の跡といわれる。
高照山
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
伝・1640年(寛永17年)
阿弥陀如来
高照山円長寺
軽海西城跡(本巣市指定史跡)
有り(境内)
無し