なかざとぼうさいせんたやくしどう
神奈川県中郡二宮町中里897
中里の薬師様は、藥師堂に祀られており、このお堂を開いたのは尼僧と言われています。江戸時代の記録には、小高い丘の上に薬師堂があり、近くに高札場もあり、旧中里村の中心的存在でありました。昭和35年までは..
中里の薬師様は、藥師堂に祀られており、このお堂を開いたのは尼僧と言われています。江戸時代の記録には、小高い丘の上に薬師堂があり、近くに高札場もあり、旧中里村の中心的存在でありました。昭和35年までは、草葺きの屋根のお堂がありました。 『新編相模國風土記稿』には、「薬師堂 行基作佛長二尺六寸一分、」を本尊とす、脇立日光、月光、及び十二神の像を置、二ノ宮村大應寺持、」とあります。 その後、集会所が中里児童館に建て替えられ西側に薬師堂が併設され、現在は「中里防災コミュニティセンター」の一隅に薬師堂が据えられています。
相模二十一ヶ所薬師霊場 第三番札所
寅年開帳時のみ
有り