「三河国内神名帳」に正五位小島天神碧 海郡に座す、社領三十余石あり、郡中有数の神社で創 立の古き社なり。 と「三河二葉ノ松」に小嶋村八幡社、 社領三十石、神主石原半左ヱ門なり、住吉は碧海郡に 属したが矢作川水路変更により幡豆郡に属した。 文禄 二年(一五九三)二月十五日領主高部鉾之介、墨印三 十石を寄進す。 慶長六年(一六〇一) 五月二十四日 先規により伊奈備前守三十石を寄進する。 慶安元年 (一六四八)十月二十四日、徳川家光、朱印地とする。 明治五年十月十二日、村社に列した。同四十年十月二 十六日供進指定社となる。 同四十二年三月二十日、 字茶畑の白山社と字山ノ内の於加美社と城山稲荷社 と大迫間の大郷社と字向山の諏訪社の五社を本社に合祀した。