こうとくじ
三重県桑名市新町58
徳誉光然により天文六年(1537)に開創された。光然はのちに、知恩院二七世となっている。寺伝によると、当寺は源信により草創され、益田庄、泡州崎念仏道場と呼ばれていた。法然が遠江国桜ヶ池へ下向の際、当..
徳誉光然により天文六年(1537)に開創された。光然はのちに、知恩院二七世となっている。寺伝によると、当寺は源信により草創され、益田庄、泡州崎念仏道場と呼ばれていた。法然が遠江国桜ヶ池へ下向の際、当寺に立ち寄り、三日二夜の別時念仏を修したことから、光然が捨世念仏道場として再興し開山となった。第二次世界大戦後、長野善光寺から一光三尊阿弥陀如来を本尊として勧請し、信州善光寺大本願伊勢別院として再興された。
桑名船場町の商人で萬古焼の創始者である沼波弄山(1718~77)の墓、大坂の市岡新田を開発した市岡宗栄(1664~1714)や、萬古焼継承者加賀月華(1888~1937)の墓があります。
鎮照山
浄土宗
徳誉
有り