あんようじ
奈良県奈良市鳴川町29
西山浄土宗紫雲山「安養寺」は、法如禅尼 (中将姫)開祖。 室町時代に建てられた本堂は、県の文化財に指定され、昔は「横佩(よこはぎ)堂」と呼ばれており、これは中将姫の父藤原豊成卿が横佩右大臣と称され..
西山浄土宗紫雲山「安養寺」は、法如禅尼 (中将姫)開祖。 室町時代に建てられた本堂は、県の文化財に指定され、昔は「横佩(よこはぎ)堂」と呼ばれており、これは中将姫の父藤原豊成卿が横佩右大臣と称されていたため。 後に恵心僧都作と伝えられる阿弥陀三尊(本尊阿弥陀如来、左脇侍観音菩薩、右脇侍勢至菩薩)を安置してから「安養寺」と改称した。「安養寺」は別名を「大和善光寺」とも呼ばれている。 本尊の阿弥陀如来坐像と観音・勢至菩薩像(いづれも平安時代の作)は奈良国立博物館に寄託されており、現在は別の阿弥陀如来像と、善光寺如来三尊像を安置している。
紫雲山
西山浄土宗
阿弥陀如来坐像
法如禅尼 (中将姫)
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