こうしんどう
奈良県奈良市西新屋町39
庚申縁起によれば、文武天皇の御代(700年)に疫病が流行し、人々が苦しんでいたとき、元興寺の高僧護命僧正が佛様にその加護を祈っていると、1月7日に至り、青面金剛が現われ、「汝の至誠に感じ悪病を払って..
庚申縁起によれば、文武天皇の御代(700年)に疫病が流行し、人々が苦しんでいたとき、元興寺の高僧護命僧正が佛様にその加護を祈っていると、1月7日に至り、青面金剛が現われ、「汝の至誠に感じ悪病を払ってやる」と言って消え去った後、間もなく悪病がおさまった。 この感得の日が「庚申の年」の「庚申の月」、そして「庚申の日」であったという。 それ以来、人々はこの地に青面金剛を祀り、悪病を持ってくると言われる「三尸の虫」を退治して健康に暮らす。ことを念じて講を作り、佛様のって供養したと、この地で伝えられている。(案内板より)
文武天皇の御代(700年)
青面金剛像
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