ちょうふくじ
福島県いわき市小川町下小川字上ノ台120
元享2年(1322)に小川荘の地頭小川入道道綱が本願(発起人)となり、鎌倉極楽寺地蔵院主の慈雲和尚を迎えて開山、以後、真言律宗総本山奈良西大寺末寺の、奥州における中心道場として栄えた。 慶長年間(..
元享2年(1322)に小川荘の地頭小川入道道綱が本願(発起人)となり、鎌倉極楽寺地蔵院主の慈雲和尚を迎えて開山、以後、真言律宗総本山奈良西大寺末寺の、奥州における中心道場として栄えた。 慶長年間(1596〜1615)には、度重なる火災によって全焼したが、苦節の末に、正保年間(1644〜48)に現本堂を再建し、その後は徳川幕府より代々四十石の御朱印を賜り、宏壮な寺域と大伽藍を誇示した。
小川山
真言律宗
延命地蔵尊
元享2年(1322)
福島八十八ヶ所霊場 第74番札所
あり