みつぞういん
福島県いわき市三和町合戸字内畑35
正治元年(1199)に摩訶縛臼羅大和尚が細戸の竜門前にかいさし、天文2年(1533)に現在地に移った。本堂は、安永9年(1780)に当山第六世祐覚が修築し、嘉永4年(1851)に小名浜代官遠方彦一郎..
正治元年(1199)に摩訶縛臼羅大和尚が細戸の竜門前にかいさし、天文2年(1533)に現在地に移った。本堂は、安永9年(1780)に当山第六世祐覚が修築し、嘉永4年(1851)に小名浜代官遠方彦一郎が再建した。 本尊は、大日如来で、両脇仏には弘法大師・興教大師が祀られている。また、嘉永7年(1854)に迎えられた聖観世音が安置されており、運慶作と伝えられている。
本堂の右側には阿弥陀堂があって、阿弥陀如来と脇侍毘沙門天・広目天が祀られている。この三尊は元文2年(1737)の当山第五世祐山代に、地頭内藤備後守と名主吉田羽衛門が寄進したとするほう奉修札が現存している。
保寿山
真言宗
智山派
大日如来
正治元年(1199)摩訶縛臼羅大和尚
福島八十八ヶ所霊場 第86番札所
あり