さくらじぞうそん
三重県伊勢市浦口3丁目12(常磐4丁目境界付近)
浦口三丁目の早修小学校校門左脇にある。屏風山(宇治山田高校用地周辺)の開発整地に伴い、各所に散在していた石体の地蔵数基を集め、現在地に祀られるようになった。昭和三十年十一月二十四日が鎮座日である。平..
浦口三丁目の早修小学校校門左脇にある。屏風山(宇治山田高校用地周辺)の開発整地に伴い、各所に散在していた石体の地蔵数基を集め、現在地に祀られるようになった。昭和三十年十一月二十四日が鎮座日である。平成十九年十一月に浦之橋商店街の店主が、両親の回忌供養として新堂を奉献した。一つの地蔵には、天正十年の銘記がある。小児の瘧(オコリ)を治すといわれ、現在は「一願成就」として、信仰が寄せられている。地蔵尊御詠歌は、「びょうぶ山 ふもとにおわす地蔵尊 今は世に出て人をすくわん」である。特別な儀式は、等観寺の住侶に依頼されている。二十四日が縁日で、十一月二十四日は「大祭」として堂内の飾りつけをし、餡入りの落雁が、参詣者に渡される。また毎年この日に白幟が多数奉納される。
開発に伴い地区の散在していた地蔵石体を集めて祀った地蔵尊。一願成就として、厚い信仰を集める。
昭和30年11月24日
地蔵菩薩
縁日 毎月24日 大祭 11月24日
常時
無料
約2分
無し