きんしょうじ
山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲948
弘治元(1556)年、川西町常光院三世天用梵鷲大和尚の開山。 その後一時衰退したが、明暦2(1656)年、金鍾寺五世瑞室呑的和尚と檀徒小島正長が協議して堂宇を盛んにした。 長井市に曹洞宗が入った..
弘治元(1556)年、川西町常光院三世天用梵鷲大和尚の開山。 その後一時衰退したが、明暦2(1656)年、金鍾寺五世瑞室呑的和尚と檀徒小島正長が協議して堂宇を盛んにした。 長井市に曹洞宗が入ったのは南北朝時代(15世紀中後期)にまで遡り、その後、当寺この地に 勢力を広げつつあった伊達氏の庇護を受けて、多 くの曹洞宗寺院が建立された。同寺が建立された のもこの頃のことである。 天保5(1834)年8月伽藍(がらん)全焼。同じく昭和19(1944)年 8月、隣からの出火により類焼し、寺宝・古記録を全て失った。 境内には、当寺の開基で下長井の初期の代官 小島正長の墓が市内でも屈指の 万年堂としてあり、また至徳元(1384)年伊達氏の置賜攻略のため謀殺され た長井氏の家臣 新田遠江守の供養塔としての五輪の塔が移設されてある。これ は自責の念と民心収覧の策として伊達氏が建てたもので「新田の塔」と呼ばれて いる。いずれも昭和48年市の文化財の指定を受けている。」
曹洞宗
1556年
釈迦牟尼佛
川西町常光院三世天用梵鷲大和尚
荒砥駅 から徒歩10分以内
無料
有り