こといみじんじゃ
三重県津市河芸町高佐 579-1
明治四年、以前まで八王子大明神として崇敬厚い社であったが、創立年代は不詳。明治四年、宇氣比神社と改称。明治四〇年更に称を改めて事忌神社とした。古来から、旧正月一一日には弓矢神事を奉納してきた。発祥は..
明治四年、以前まで八王子大明神として崇敬厚い社であったが、創立年代は不詳。明治四年、宇氣比神社と改称。明治四〇年更に称を改めて事忌神社とした。古来から、旧正月一一日には弓矢神事を奉納してきた。発祥は詳かではないが、ずっと続けられてきた行事で、「鬼」という字を大書した的を射ることを一度。矢が的を射ぬいた時には、鬼退治ができたと氏子中が喜んで的を奪い合い、的を打ち破るならわしであった。射手は『千早ぶる神の射垣の弓張りて 向かう矢前に悪魔きたらず』との歌を記した短冊を腰矢に掛け、心経を三度唱えて弓を引いたということである。
《主》多紀理毘売命,多岐津比売命,天之菩日命,活津彦根命,市寸島比売命,天之忍穂耳命,天津彦根命,熊野久須毘命《合》須佐之男命,布留御魂命,金山彦命,大山祇命,