えのじんじゃ
三重県亀山市下庄町 2604
下ノ庄の集落は中ノ川の沿岸にあり当社は集落の北に当たる「宮の谷」に鎮座されている。「江」は中ノ川の入り組んだ淀みを表わしたことばでもあろうか。祭神の高龗神は雨を司る神で、社名を「鈴の宮」といっていた..
下ノ庄の集落は中ノ川の沿岸にあり当社は集落の北に当たる「宮の谷」に鎮座されている。「江」は中ノ川の入り組んだ淀みを表わしたことばでもあろうか。祭神の高龗神は雨を司る神で、社名を「鈴の宮」といっていたらしく、慶長一八年(一六一三)奉納の棟札に『鈴大明神』の神号が書かれている。社記によれば、当村に沼あり、その続きに字鈴吉江の森というところがあり、当初はここに鎮座されていたが、沼は浅瀬となり、江の森の辺りも村の形をとるようになって、元和元年(一六一五)九月、現在の地に奉遷したのだという。
《主》高龗神《合》大山祇命,建速須佐之男命,石凝姥命,正哉吾勝勝速日天忍穂耳命,白山媛命,火之迦具津知命,大日孁命,
例祭 10月10日 前夜 宵宮祭