さどこくぶんじ
新潟県佐渡市国分寺113
佐渡国分寺は、佐渡最古の寺で、天平15年(743)以後10年間越後国に佐渡国が合併したことで、その間に島分寺として完成したであろうという説があります。佐渡国分寺はこれまでに何度も災禍に遭い、正安3年..
佐渡国分寺は、佐渡最古の寺で、天平15年(743)以後10年間越後国に佐渡国が合併したことで、その間に島分寺として完成したであろうという説があります。佐渡国分寺はこれまでに何度も災禍に遭い、正安3年(1301)の雷火には七重塔を失い、享禄2年(1529)寺堂火災で宝物旧記を失いましたが、幸いにも本尊の薬師仏のみは厄を免れ、いくたびかの修復を経て現在のお姿をとどめています。境内には本堂のほか「仁王門」「瑠璃堂」「鐘楼」などが点在。収蔵庫には、火災を免れた本尊の木造薬師如来(国の重要文化財)を安置しています。
医王山
真言宗
薬師如来
医王山 佐渡国分寺
佐渡八十八ヶ所霊場第1番札所
【国指定重要文化財(彫刻)】木造薬師如来座像
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