しおがまじんじゃ
栃木県矢板市上町6-11
元は、現在の矢板市の大字の幸岡と館の川の境にあった幸岡原の須釜地区にあったとされる寺院で、天正8年(1580年)9月に現在の地に遷宮されたと伝えられている。創建年は不明であるが、毎年の旧7月10日に..
元は、現在の矢板市の大字の幸岡と館の川の境にあった幸岡原の須釜地区にあったとされる寺院で、天正8年(1580年)9月に現在の地に遷宮されたと伝えられている。創建年は不明であるが、毎年の旧7月10日に起源祭が行われており、この日に神社が創建されたと伝えられている。 矢板市には、字名として塩田、玉塩(現「玉田」)、高塩など、内陸地でありながら塩に関係する地名が多く、それらの地域では、古来より塩水が湧出するなどし、これを製塩していた場所に、塩に関連する塩土翁命を祭り創建されたのが神社の始まりという。塩釜寺や幸岡城などとともに栄えたが、当地を支配していた幸岡氏が喜連川に移住して幸岡城が廃城となり、塩釜寺もやがて廃れて廃寺。これに伴い製塩産業も廃れていき、神社を遷宮することになったと考えられている。 明治初年に村社に列し、同40年(1907年)12月には、大字の矢板地区にあった神明宮、八坂神社、琴平神社、加茂神社、箒根神社が合祀されて、矢板を代表する神社のひとつとなった。
塩土翁命、武甕槌命、経津主命
旧村社
1580年(天正8年)
1月1日 歳旦祭 2月3日 節分祭 2月11日 記元祭 2月17日 祈年祭 4月第1日曜日 交通安全講社祭 7月中旬 八坂祭 9月中旬 神葬祭氏子崇敬者先祖代々祖霊会 10月20日以降の日知曜日 例祭 11月23日 新嘗祭 12月中旬 冬渡祭 12月23日 天長祭
起源祭(旧暦7月10日)
お車でお越しの方 東北自動車道 矢板インターチェンジよりお車で約10分 (県道30号線沿い【レストラン ピアノ】を曲がり100m先右側) 電車でお越しの方 JR宇都宮線 矢板駅から徒歩16分(1.3km) 最寄のバス停(矢板駅 → 矢板中入口)下車 徒歩2分(147m)
あり