ほんざんしょうじょうじ
福井県鯖江市横越町13-43
親鸞聖人を宗祖とし、その子善鸞を二代にいただき、丹生郡山元の庄にて親しく教を垂れられ、この地が当山證誠寺開山の基となった。 三代浄如は聖人の御遷化の後、御分骨を奉持して山元の庄に仏閣を造営し、時..
親鸞聖人を宗祖とし、その子善鸞を二代にいただき、丹生郡山元の庄にて親しく教を垂れられ、この地が当山證誠寺開山の基となった。 三代浄如は聖人の御遷化の後、御分骨を奉持して山元の庄に仏閣を造営し、時の後二条天皇より「山元山護念院證誠寺」の勅額及び勅願所の御堂所の御宣下を賜った。 寺基は五世旦應上人の代、天台宗長泉寺の焼き討ちに逢い、山元の庄より横越に移り、八世紀道性上人の代に寺基を定めて仏閣を造立した。 また、十一世紀善教上人の代、豪攝 寺との分立騒動があり、門末が分離し、法主五代にわたり村国へ移住を余儀なくされたが、十六世善應上人の時、福井藩主の厚意により横越の旧地に戻ることが出来た。 昭和二十三年四月、不慮の火災にあい、御影堂・阿弥陀堂・対面所・書院等を焼失したが、二十四代善敬上人と現上人善鷲の二代にわたり、約五十年歳月を経て現在の復興を迎えることが出来たのである。
證誠寺(しょうじょうじ)は、福井県鯖江市にある寺院で真宗山元派本山。山号は山元山。護念院とも称する。
山元山
浄土真宗
山元派
阿弥陀如来
阿弥陀如来立像(鯖江市指定文化財)
有り