ほうぽうじ
群馬県高崎市箕郷町西明屋247
法峰寺(ほうぽうじ)は群馬県高崎市箕郷町西明屋にある天台宗の寺院。 正式名称は「箕輪山 慈眼院 法峰寺」と号する。 本尊は「阿弥陀如来」。 創建は天安年間(857~858)。慈覚大師円仁の開基..
法峰寺(ほうぽうじ)は群馬県高崎市箕郷町西明屋にある天台宗の寺院。 正式名称は「箕輪山 慈眼院 法峰寺」と号する。 本尊は「阿弥陀如来」。 創建は天安年間(857~858)。慈覚大師円仁の開基と伝わる。 箕輪城築城の際、寺が水の手曲輪にあたる場所であったため一時移されたが、慶長3年(1598)箕輪城が廃城となったときに、現在の地「水の手曲輪」に再建されたと伝わる。 この時に尽力をしたのが天海大僧正で、中興の祖とされている。 鎌倉時代末期から戦国期にわたる塔類が随所に残っており、境内西方には観音堂があり、堂の裏の小道から城山本丸に行くことができる。 現在の本堂は昭和48年に不慮の火災で本堂・庫裏が全焼したため、昭和55年に再建されたもの。 桜が咲く春先は花祭り、初夏には境内にある「法峰寺蛍峰園」にて見られるホタル祭り、秋には紅葉が色づき、四季の移ろいを楽しむことができる。 観音堂には「聖観世音菩薩」が祀られており、かって「旧群馬郡観音霊場」の三十二番札所とされ寺風大いに奮っていた。毎年4月8日の花祭りの際には開帳され、尊顔を拝することが出来る。 現在上州三十三観音霊場の二十四番札所に指定されている。
箕輪山(きりんざん)
慈眼院
天台宗
天安年間(857~858)
阿弥陀如来 札所本尊:聖観世音菩薩(上州三十三霊場)
慈覚大師円仁
慶長3年(1598年)
天海大僧正
箕輪山 慈眼院 法峰寺
上州三十三観音霊場 二十四番札所 旧群馬郡観音霊場 三十二番札所
なし
25分
あり