やせおいいなりじんじゃ
群馬県高崎市下室田町3293
矢背負稲荷神社は、群馬県高崎市下室田町にある鷹留城跡の東麓に位置しています。 社が祀られた謂れに、鷹留城主長野氏が武田勢に攻められたとき、山に住む白狐が霊力で山全体を霧で覆い武田勢を惑わしました..
矢背負稲荷神社は、群馬県高崎市下室田町にある鷹留城跡の東麓に位置しています。 社が祀られた謂れに、鷹留城主長野氏が武田勢に攻められたとき、山に住む白狐が霊力で山全体を霧で覆い武田勢を惑わしました。 しかし五日目になり流れ矢が当たり白孤が霊力を失ったため、霧が晴れ鷹留城は落城しました。 その白孤の死を悼み村人が社を建てたとの云い伝えがあります。 また、一説には里見の豪族である里見義利が、奈良春日大社で鏑矢を授かる霊夢を見、その後の領内巡視の時に霊夢を見た矢と同じものを背負った白孤に出会います。 すぐに追いかけるも見失い代わりに地に矢が立っているのを見つけます。そこで義利はその場所に社を立て祀ったとも云われています。 毎年二月十一日には、、大森神社神官により初午祭開催され多くの多くの参拝者が訪れます。 その参拝者に対し地区の方々が接待し、陶器の狐が授けられます。 それを自宅へ持ち帰り屋敷稲荷などに納め、翌年の初午にはその狐を返し、また新たに狐を授かることを繰り返します。
あり
なし