こうさんじ
長野県上水内郡小川村大字稲丘7119
平安時代の808年(大同3年)創建で、征夷大将軍坂上田村麻呂が戦勝祈願に観音堂を建立し弘法大師自刻の聖観音菩薩像を安置したのが起源と伝わる。以降、この地の支配者から庇護を受け末寺は18ヶ寺を数えたと..
平安時代の808年(大同3年)創建で、征夷大将軍坂上田村麻呂が戦勝祈願に観音堂を建立し弘法大師自刻の聖観音菩薩像を安置したのが起源と伝わる。以降、この地の支配者から庇護を受け末寺は18ヶ寺を数えたといい、建久6年(1195年)には鎌倉幕府を開いた源頼朝によって三重塔が寄進された。その後荒廃したが、木食山居故信法阿の尽力によって再興され境内が整備された。現在の三重塔は江戸時代中期の1698年(元禄11年)に再建されたもので、内部に胎蔵界大日如来像、阿弥陀如来像、釈迦如来像を安置する。1922年(大正11年)にこけら葺きから銅板葺に葺き替えられ、1985年(昭和60年)には長野県の県宝に指定された。信濃三十三番札所の札留め所でもある。
宝珠山
真言宗
豊山派
聖観世音菩薩
上信越自動車道 長野ICから 32km 50分 長野自動車道 安曇野ICから 54km 75分
無料
有り