しかのいくまのごんげん
香川県高松市太田下町1353-12
昔、太田の村に、はやり病が広がり。子どもや大人、年寄りまでもが次々と死んでいった。困り果てた村人たちは、紀伊の熊野大権現にお参りして助けを請うた。 やがてある日、三本足のヤタガラスが鹿ノ井の森に降..
昔、太田の村に、はやり病が広がり。子どもや大人、年寄りまでもが次々と死んでいった。困り果てた村人たちは、紀伊の熊野大権現にお参りして助けを請うた。 やがてある日、三本足のヤタガラスが鹿ノ井の森に降り立った。ヤタガラスは、熊野大権現のミサキ神(神の使い)で、人の難儀を救う化神だといわれている。 村人たちは、早速社を建ててお祈りした。 恐ろしかったはやり病も、いつの間にか消え失せ、ふたたび村に明るさが戻ってきた。
コトデン太田駅から徒歩約8分
無料
無し