やくしじ
山形県南陽市赤湯二色根19
薬師寺の創建は天安2年(858年)に慈覚大師円仁が開山したと伝えられ、古くから赤湯温泉の湯神として信仰されています。伝承によると円仁が巡錫で当地を訪れた際、何処からとも無く鈴の音が聞こえた為、不思議..
薬師寺の創建は天安2年(858年)に慈覚大師円仁が開山したと伝えられ、古くから赤湯温泉の湯神として信仰されています。伝承によると円仁が巡錫で当地を訪れた際、何処からとも無く鈴の音が聞こえた為、不思議と思いその音の鳴る方に歩いてみると、見た事の無い巨大な霊木が現れ、その根元から神々しい光が放たれていました。円仁は仏意と悟り根元を掘り起こすと青と赤の二色の光を放つ石造の薬師如来像を出現した事から、その石仏を安置する為に一宇を設けたと伝えられています。
松林山
天台宗
天安2年(858年)
慈覚大師円仁
松林山薬師寺
出羽の国十三仏霊場第7番札所 奥羽三十六お薬師霊場第29番札所 出羽路十二薬師霊場第 12番札所
木造薬師如来坐像(県指定有形文化財) 蒔絵絵馬(県指定有形文化財)