かみのやしろ
三重県伊勢市辻久留1丁目13番6号
地元の方に「ごうずさん」と慕われている上社(かみのやしろ)は、三重県伊勢市辻久留にある神社。地域の氏神であり、中島・辻久留・二俣・浦口の四地域が氏子となっている。社宝は獅子頭1頭と享保6年(1721..
地元の方に「ごうずさん」と慕われている上社(かみのやしろ)は、三重県伊勢市辻久留にある神社。地域の氏神であり、中島・辻久留・二俣・浦口の四地域が氏子となっている。社宝は獅子頭1頭と享保6年(1721年)寄進の太刀1振の二点。伊勢の神宮(伊勢神宮)の豊受大神(外宮)の摂末社である志等美神社(摂社)、大河内神社(摂社)、打懸神社(末社)が宮域内にある。外宮摂末社の三社は、戦国時代になると建て替えが行われなくなり荒れるに任せていたが、後代に地元の住民が産土神として崇めるようになった。産土神となったこの神社(現在の上社)は、永正16年(1519年)9月の記録では「二俣社」、大永6年(1526年)12月の記録では「二俣八王子社」、天文6年(1537年)11月の記録では「牛頭社」とある。明治3年(1870年)10月、「牛頭社」の名前が仏教風であるとの理由で現社名「上社」に改称。明治16年(1883年)、当社を含む外宮摂末社の三社が旧社地である上社の境内に復した。境内には樹齢千年程の夫婦の大楠が在る。
無し
約10分