たけのみやじんじゃ
兵庫県姫路市山田町南山田1139
平安時代の創建とされる。もとは天照皇太神のみが本殿に祭られていたが、文永9年(1272)90代亀山天皇の御代、鎌倉幕府7代惟康親王の時代、1272年(文永9年)に境内各社を本殿に合祀した記録が残る。..
平安時代の創建とされる。もとは天照皇太神のみが本殿に祭られていたが、文永9年(1272)90代亀山天皇の御代、鎌倉幕府7代惟康親王の時代、1272年(文永9年)に境内各社を本殿に合祀した記録が残る。 このほか、江戸時代以前(中世以来)までは南山田の若宮、天満谷、才谷、柳谷、宮の谷、福井谷、牛谷などの小字ごとにも小さな社があったが、明治維新後の一村一社令で現在地の「宮の谷」に合祀された。1910年(明治43年)には愛宕神社が選座、1915年(大正4年)には若宮神社が合祀された。 山の斜面を三段に削平して整地してあり、上段に本社、中段に拝殿、下段に境内となっている。通路として石段が築かれている。本殿東側には、愛宕神社と若宮神社が鎮座している。2008年に90年ぶりに玉垣の新調などが行われた。 また、天保4年(1833)製の嗽盥盤でうがいと手を洗い、下段境内広場より石段を昇り本殿の随身門を拝して、正面に天照皇大神を祭ってある。 本殿の屋根には千木数本鰹木の同数があり、その東側に明治43年(1910)に選座された愛宕神社、大正4年(1915)に合祀された若宮神社が鎮座する。
主祭神 天照皇大神 アマテラシマススメオオカミ 配祀神 豊受大神 トヨウケノオオカミ 三野権現
湯立 - 7月中旬[要出典] 秋祭 - 10月(体育の日の前の土・日曜日) 秋祭では3台の屋台が宮入する。南山田地区の屋台は1914年造で、重量約2トンある。2008年の改修直後の秋祭には近隣地区からも屋台が応援に参加した。